第七女子会彷徨

新感覚な近未来　第七女子会彷徨

新感覚な近未来SFファンタジーのギャグ漫画です。画風は着飾っていないけど、無駄のない丁寧な描き方をしています。画力を見せつけない感じが好感が持てますね。オノマトペの表現も独特な音感があるなと思います。

料理をそのまま食べているような錯覚を起こすガムや，追憶屋という記憶を呼び起こす店があったりと、SFの発想としても面白いアイディアです。中でも死んだ人が、データとして残され、デジタルの世界で生き続けるというのは、なかなか面白いなと思います。これは将来実現するかもしれないですね。

ショートカットの高木さんと主人公の金やんとのシュールな掛け合いがなかなか卒なく上手いです。笑えました。言葉の言い回しや描かれるモチーフなど、新感覚の漫画家の仕事という感じがして新鮮でした。